はてなハイクが終わるにあたって。

今日、はてなハイクが3月下旬にサービス終了する旨の告知があった。

10年以上にわたりサービスが続いていた事は、この移り変わりの早いIT業界においては中々凄い事だと思う。

ツイッターやインスタグラムとは違う、気軽につぶやける風潮やゆるいタイムラインが好きだし

代替の利かない唯一無二のサービスだと思う。

できる事なら継続して欲しいが、企業の決断に水を差すのもどうかと思ったので

俺はこのまま座して死を待つ事にしよう。

まったくもうこれから何処でブラモヘヤの告知をしたら良いのだろうね。

寂しいなぁ。

自分を作り上げた云々#01 カイの冒険

前の日記で「個々のゲームは後日」と書いてから既に80日余り。

時の経つのは早すぎませんか?


さて、題名通り「カイの冒険」です。ゲームセンターCXで有野君がプレイしたのも懐かしいお話。

このゲームは皆さんもご存知の通り、「ドルアーガの塔」の前日談となっておりまして

主人公はみんな大好きな「カイ」ちゃんです。

ゲーム内容は「オマケのSPステージがメインなアクションゲーム」です。

ボタンを押している間じゅう上昇し続けるジャンプ、そこに水を差す天井への衝突、頭を抱えて自由落下するカイ。

これがこのゲームの全てです。


でもこの浮遊感、他に似たものが思いつかないのですよ。

難易度はかなりのものでして、友人は10分足らずでクソゲーだと諦めるレベル。

俺自身はSPステージをノーミスクリア出来るくらいまでやり込んでました。

緻密に計算されたステージをチクチクと針を通すように進むのが楽しかったのです。

後年、2chラウンジで作者の遠藤たんに直接「ファミコンソフトの中で一番楽しくて大好きなソフトです!」と伝えられたのが

人生の中で結構大きい想い出となったのでした。

アドバイザーであるイシター様は本編では女神らしい振る舞いなのに対して

SPステージではコメントが壊れてるのも見逃せません。

皆さんも是非とも投げ出すことなく最後まで遊んで頂きたい名作です。

#自分を作り上げたゲーム4選

というハッシュタグが流行っているらしい。twitterで。

残念ながら俺はtwitterをやっていないので参加できないから

せっかくなのでブログで書く。


さて、どこに出しても恥ずかしいレベルのゲームっ子な俺としては「自分に大きく影響を与えたゲーム」が

すらっと50本くらいは出てくるはず!!と思っていたのに、実際は中々難しい。

ただひたすらゲームを貪っていたからである。

そりゃスーパーマリオブラザーズとかを挙げておけば良いのだろうが

ファミコンという括りにおいてマリオは「基礎と言えるくらい当たり前に面白かった」タイトルであって

ちょっと違うもんなー、と感じてしまうのである。


じゃあ俺を作るに至ったゲームは?と言うと

カイの冒険(FC)

トルネコの大冒険(SFC)

ときめきメモリアル(PCE)

ドンキーコングJr.(GAME&WATCH)

…というラインナップになってしまった。


正直、バルーンファイト(FC)もバルーントリップに何時間費やしたかわからないし

餓狼伝説スペシャル(NEOGEO)で何人の友人達と出会ったかも覚えてないし

エメラルドドラゴン(PCE)のストーリーでガチ泣きしたりと

それなりに想い出深いソフトが数え切れないほどある。

しかし、上記4タイトルには敵わない壁のようなものが自分の中にはある。


各々のタイトルに関するエピソードは後日書き留めたい。

ナムコの名作ゲームと俺

俺の家にファミコンがやってくる1年前。歳が一回り離れた従兄弟がファミコンを買った。
何せそれまでは「ゲーム」といえば喫茶店しか出来ないもので、しかもお金が掛かる。
幼稚園児の俺には気軽に出来るもんじゃない。父の気まぐれお供があった時に喫茶店でクリームソーダをご馳走してもらい
その上で更に父のポケットに100円玉の余裕がある時ではないと触れることのできないものだった。
パックマンのルールすら「黄色い点々を触るゲーム」としか理解できてない俺には
ステージクリアなど想像もつかぬ事だった。

そこに従兄弟が買ったファミコンである。
喫茶店のテーブル筐体でしか触れなかったあの黄色い点々が思う存分触れるのだ。
従兄弟は休日に家にいることが少なく、友達と遊びに出ているタイプ(元ヤンキー)だったから
日曜日は従兄弟の弟と思う存分ゲームが出来た。
ルールを理解し、ステージクリアの概念を持つ事ができるようになると、それはそれは面白い遊びへとかわった。
そもそも父も従兄弟も喫茶店のインベーダーやパックマンに百円玉を積み上げてハマったわけで、
そんな面白いものに幼い俺がどっぷりとハマるのは仕方のない事だったと思う。
従兄弟は当時既に社会人だったのでソフトを次々と買ってきた。
ファミコン創世記はファーストの任天堂タイトルに負けず、ナムコアーケードゲームの人気タイトルが
面白さそのままに百円玉無しで遊べるようになったのであった。
それはファミっ子モヘヤ、誕生の時である。

ギャラクシアンスペースインベーダーの亜流だったが、上から降りてくるだけのインベーダーと比べて
すげぇ勢いで敵が襲いかかってくるわけだ。
正対する敵が実質1vs1だったインベーダーにはなかった、1vs多数を嫌でも感じられるゲームとなる。
そこでこっちのギャラクシップも負けちゃいられないとばかりに超早い弾を撃つわけだ。
画面上に一個しか弾を撃てないのはインベーダーと変わらないけど僅かな時間で画面上部に弾が消えるので
ダメ元で暴れ連打すると次の弾が間に合う、そんな所も好きだった。
裏ワザで「風の谷のナウシカ」の「らん らんらら らんらんらん」も聴けて、ゲームに疲れた時に休憩がてら音楽を楽しむ事も出来た。
単純なゲームだったがしゃぶり尽くさんばかりに楽しんだタイトルだった。

Game&Watch

初めて遊んだゲーム&ウォッチは「ファイア」だったわけだけど、その後狂ったように遊んだのは「ドンキーコングjr」だった。

一画面ながらその画面を最大限動いていくギミックが全く飽きさせないので、動くモノに弱いモヘヤ少年の心をつかんで離さなかった。

ボタンが取れるまで遊びつくした俺は大人になってから逆輸入品を買い直し、今でも大切にしている。

バンドを付けて腕時計として使ってもいいくらい好き。

や、腕時計はないな。

俺のゲームの話がしたい

なんかアレだけど自分の人生振り返ったらゲームくらいしか語る事無かった感。

他の人のブログ読むとすごく色んな事を経験してて感動すら覚えるけど

俺にはそういうの少ないなぁ、って。

起伏の少ない右肩下がりの人生に乾杯!


思えばゲームに手を染めたのはうちの父がよく通っていた喫茶店にくっついて行った時だった。

テーブル型筐体のモニターで遊んだパックマン

3歳くらいの頃だったはず。

もちろん長くはプレイできず、あっという間にゲームオーバーだったが何かに目覚めた感があった。

その後、従兄弟が持っていたゲーム&ウォッチの「ファイア」に恐ろしくハマる。

今でもゲーム&ウォッチの幾つかは持っているが「ファイア」は持っていない。

話は飛ぶがGBA版ソフトでG&Wコレクション4が発売されており、(国内未発売)これに収録されている「ファイア」で満足してしまった、というのが理由なのだけれども。


で、その従兄弟がその後に買ったのが「ファミリーコンピュータ」だった。

ギャラクシアンゼビウス、そしてパックマンという「アーケードゲームであっという間にゲームオーバーするゲーム」達が何回でも遊べる環境が広がっていた。

もうそりゃG&Wどころじゃないですよ。

羨ましくてサンタクロースさんにお手紙書いたレベル。

小学1年の冬だった。

我が家にもついにファミリーコンピュータをお迎えする事に。

今でもあの感動は覚えている。

そして今でもサンタクロースさんという名の父に感謝している。


思えばその辺からゲームくらいしか趣味のない人生も始まったのだなぁ。